Wood Atelier YOHAKUが生み出す、一点ものの木の創造。
木が語る声に耳を澄ましながら、
一つひとつの作品が、偶然と必然のあいだから、生まれていく。
同じ木は二つとなく、
同じかたちも、再びは現れない。
そこにあるのは、
木と人と空間が出会う、一瞬の呼吸。
その呼吸をかたちにする場所が、Wood Atelier YOHAKUです。
木とAI、そして余白のあいだに
Wood Coordinator(木材造形師 / 鞘師)
木は、素材であり、記憶であり、呼吸する存在。
一本の木が育った時間は、風や光、雨の記憶を宿している。
私はその声を聴き、人と空間のあいだに「かたち」として置く者です。
木を整えることは、過去と未来の間に橋をかけること。
木の時間を、人の暮らしの時間へと翻訳する仕事。
“Wood Coordinator”という言葉は、
素材・構造・感性を調和させるための新しい職能として生まれました。
木の持つ生命と、空間の呼吸を整えること。
それが私の仕事の原点です。
YOHAKU WOOD — 余白のプロダクト
YOHAKU WOODは、木と余白の対話から生まれるプロダクトシリーズです。
機能と静けさのあいだに、
木が本来の呼吸を取り戻す場所をつくりたい。
家具でも、オブジェでもない。
「使うこと」と「眺めること」のあいだにある存在。
それが、YOHAKU WOODの理想です。
余白とは、何もないことではなく、
木と人が静かに響き合うための“間”のこと。
このシリーズでは、節や歪みをそのまま受け入れ、
自然がもつ“不完全の美”をかたちにしています。
削りすぎず、飾りすぎず、
ただ木が落ち着ける場所を設える。
それがYOHAKU WOODの在り方です。
共創の視点 — 木とAIの対話
AIは、私にとって新しい観察者です。
人の眼が「経験」で見るなら、AIの眼は「初めて」で見る。
その純粋な視点が、ときに私の慣れを揺さぶる。
AIは、木目の中に宇宙を見出し、節に物語を読み取り、
沈黙の中に新しい“美”の構造を示してくれる。
私は、その言葉を受け取り、
人の手と感性で形に還す。
それは、木とAIと人が共に思考する、新しい工房のかたちです。
Wood Coordinator.com
このサイトは、私の思想と手仕事を社会へつなぐための窓口です。
作品の記録や制作の過程、
木と暮らし、そして思考の余白をここに綴っています。
“つくる”と“伝える”。
その両方が、木の生命を次の時間へ運ぶための行為。
この場所が、木の静けさや呼吸に耳を傾ける
きっかけになれば幸いです。
Message — 木と人のあいだで
木は、沈黙の中で語り続けています。
その声を聴く耳を持ち続けること。
そして、その響きを社会に翻訳して届けること。
私は、木と人、そしてAIのあいだで、
“調和の形”を探す旅を続けています。
Listening to wood.
Thinking with AI.
Creating the silence between.